夏の危険 熱中症は食事から予防しましょう!
暑い日が続くと、ついつい水分ばかり多く取りがちになります。
暑さで体力が奪われ、食べ物が進まない時もありますね。
現役現場作業員の管理人も、夏場はおかわりが減ります。 (´д`ι)
熱中症対策といえば、「水分+塩分」はご存知の方も多いハズ!?
しかし、熱中症にならない体を作るのも予防策として大切なことです。
ここで今回は、熱中症予防として食事(食べ物)について考えます。
熱中症予防に良い食べ物とは?
熱中症を予防するために大切な3要素とは?
- カリウム
- ビタミンB1
- クエン酸
上記の3種類の栄養素が必要とされています。
では、これらをどう食べ物・食事につなげるのでしょうか?
食材や料理名で具体的に説明します。
熱中症予防にはカリウムを!
人間は大量の汗をかくと、体の水分と同時に塩分を失います。
その失われた塩分と共に、細胞内のカリウムも失われます。
細胞内のカリウムが不足すると、細胞内で脱水症状がおこるのです!
細胞内脱水症状の危険なポイント
- 熱中症を発症したら重篤化しやすい
予防する為にも日常的にカリウムを取りましょう!
カリウムを含む食材とは?
- バナナ
- ジャガイモ
- 落花生
- そら豆
- インゲン豆
- 小豆
- ホウレンソウ
- さといも
他にも「海苔」や「パセリ」など
バナナを朝食に食べるのも良いですね!
ジャガイモはどんな料理にも使えますね。
例えば「肉じゃが」や「ポテトサラダ」に「じゃがバター」
摂取しやすい調理法で、普段からカリウムを取るように心がけましょう。
熱中症予防にはビタミンB1を取ろう!
ビタミンB1を不足すると、疲れやすくなります。
「ダルさ」に「手足のむくみ」、それから「しびれ」や「こむら返り」
また食欲不振にもなります。
意識的にビタミン不足がダメな事は判っていますが
熱中症に繋がるとなると、積極的に取り入れたいですね。
ビタミンB1を含む食材とは?
- 焼き豚
- ハム
- 豚肉
- うなぎ
- 海苔
- グリーンピース
ビタミンB1を多く含む食材の代表選手です。
いずれも調理しやすい食材が多いですね。
※豚肉はヒレ・肩ロース・ロース・モモ肉など
「うな重」や「焼き豚」も美味しいです。
「豚肉の生姜焼き」も定番ですね。
「ポテトサラダ」にハムを添えてはいかがでしょうか?
いずれも調理しやすい食材ですね。
ビタミンB1は不足すると、乳酸など体の「疲労物質」が溜まりやすくなります。
すると、疲れやすくなり体力の回復を鈍らせることになります。
熱中症を予防する為にも積極的に取り入れましょう!
熱中症予防にクエン酸とは?
酸味の主要成分となるクエン酸
クエン酸の働きとしては疲労の原因となる、「乳酸」を抑える働きがあります。
「乳酸」を抑える働きがあるので、ビタミンB1と同じく疲労回復にも効果があります。
クエン酸を含む食材とは?
- 酢
- 黒酢
- もろみ酢
- レモン
- 梅干し
- オレンジ
- グレープフルーツ
これらの食材に含まれる酸味成分は、疲労回復にとても効果があります。
レモンなどの酸味は食欲を回復する働きもありますので、夏には必ず取りたいですね。
またクエン酸には疲労回復だけではなく、老化防止の効果も確認されていまして、
カリウム・ビタミンB1と一緒に取ると効果倍増ですね! (*´∀`)
夏の炎天下での作業は、本当に体力が奪われます。
注意しているつもりでも、知らず知らずのうちに熱中症はやってきます。
水分補給や塩分補給は当然のことですが、食事を見直す事で
未然に強い身体つくりを心掛けましょうね。
参考になれば嬉しいです。
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