5月の京都観光の見所と聞かれると、京都在住の管理人は迷わず「葵祭」と答えます。
ただし、社頭の儀などの関連神事は関係者のみで行われましたが、今年は4年ぶりに開催されます。
この葵祭ですが「京都三大祭の一つ」で、その起源は、約1400年前とも言われています。
はるか平安時代の昔から大切に受け継がれてきた、京都の伝統行事と呼ぶにふさわしいお祭りなんですね。
一般的には平安貴族の服装を再現した行列が、京都市内を巡行するというのが全国的に有名ではないでしょうか?
そんな葵祭なんですが、よく他府県の知人から
- どういうルートで移動するのか?
- ゆっくり観れる場所はないのか?(無料で!)
・・・などと、よく聞かれます(๑¯◡¯๑)
そりゃそうですよね~。
せっかくの京都観光・・・しかも、「京都三大祭」を楽しみに訪れたのに、お金は掛かるは、ゆっくり見れないでは残念ですからね~(苦笑)。
そこで今回は、京都在住の管理人が他府県から訪れるあなたの為に・・・
- 葵祭の日程と詳細情報!
- 巡行ルートを説明!!
- オススメの無料閲覧場所♪
以上の情報を、お伝えします!
さらに!地図を記載しておきますので、迷うことなくあなたも葵祭を楽しむ事ができますよ~!
まずは「葵祭」の日程と詳細を説明する前に、「葵祭とはどういったお祭りなのか?」を簡単に説明していきますねヽ(・∀・)ノ
葵祭とは?
京都の「上賀茂神社」と「下賀茂神社」における例祭のひとつでして、平安時代から行われている
王朝風俗を再現した珍しいお祭りなんです^^
その特徴としましては、
- 平安貴族の服装を再現している
- 京都市内を巡行する
- 約500名の行列である
以上のような特徴があります。
さらに!平安時代には「国家的行事」とされていたほどでして、国の最も重要な恒例祭祀とされてきました。
平安時代の頃は庶民のお祭りというよりも、貴族のお祭りという意味合いが強かったそうです。
なので私たちが考える「夏祭り」などのお祭りとは、かなりイメージが違うのですね。
じっさい、管理人も大人になって祭りの意味を知ってから葵祭を見に行ったときには、「庶民と貴族の差」を感じさせられた気がしました(笑)。
平安貴族の行列を沿道で眺める自分・・・「私の祖先もこんな感じだったのかな?」こんな風に思って見ていました。
それでは、こんな優雅というか風雅というか、おもむきのある葵祭の日程を紹介します!
2023 葵祭の日程と詳細
開催日時 2023年 5月15日
※毎年5月15日に行われます。
※雨天の場合翌日に順延。
10:30から行列が出発します。
開催場所 京都御所
★京都御所へのアクセス!
京都御所へのアクセスですが、
京都駅から地下鉄烏丸線へ乗車して
丸太町駅下車で、1番出口から出ると目の前です!
※京都駅からの所要時間は約10分です。
よく他府県の知人に「車で行くならどうすれば良い?」と聞かれますが、車はオススメしません!
と言いますのも、葵祭当日は京都市内で交通規制が行われますので、丸太町から北の方向は駐車スペースが無いと思ってください。
それでも車で京都へ来られる方は、京都駅周辺にある駐車場で車を駐車して、電車を利用されることをオススメします!
せっかくのお祭りですので、混雑や渋滞は出来るだけ避けた方が良いですよ。
それでは続いて、葵祭のメインとなる大行列の巡行ルートを説明しますね(๑¯◡¯๑)
葵祭2023 行列の巡行ルートとは?
まずは、基本的なルートと時間ですが、
- 京都御所(10:30)
- 下賀茂神社(11:40)
- 上賀茂神社(15:30)
上記のような予定で行列は進んで行きます。
ここで、地図を記載しておきますので、
確認しながら説明しますね!
A地点:京都御所
B地点:上賀茂神社
BB地点:下賀茂神社
まずは、A地点の京都御所を10:30にスタートしまして、次にBB地点である、下賀茂神社へ向かいます。(11:40到着予定)
下賀茂神社で祭事を行った後、14:20に出発しB地点である上賀茂神社へは15:30に到着予定となります。
総勢約500人の大行列が京都の市内をゆっくりと進んでいくので、時間は長いですねヾ(;´▽`A“
行列について歩く人もいますが、かなり疲れますよ~(笑)。
京都御所から上賀茂神社への移動距離は、公式発表では約8キロといわれていますが、じっさいに調べてみたところ約7,5キロありました。
歩いてついて行く人は、よっぽどのお祭り好きなひとなんでしょうね。体力に自信のある方は挑戦されてみては?
では続いて気になる閲覧場所についてですが、葵祭には、出発地点の京都御所内と下賀茂神社内に
有料の閲覧席が用意されています。
1席2050円で、毎年4月1日から各種コンビニやチケットぴあなどで販売されているのですが、京都人の管理人からすると、あまりオススメは出来ません!
・・・と言いますのも、有料閲覧席は全席指定席となっていますので、後ろの席になると前の人が邪魔で見えにくいのですね。
それに、もしも途中で小雨が降ってきたりしても傘などは使用出来ないのです。(公式発表されています。)
せっかくわざわざ京都までやってきて前の人の頭が邪魔で見れないとか、雨が降ってきて風邪をひいてしまっては残念ですよね?
それともうひとつオススメ出来ない理由があります!!
じつは、有料席の前列や見えやすい場所というのは、あらかじめ誰が座るか決まっているのです!
ピンっ!とこられたかもですが、良い席というのは地元の有力者やスポンサー的な会社の役員や親族、さらには祭り関係者の身内などで埋め尽くされていきます!
少しずるい感じもしますが・・・。
ですのでわたしは、あえて有料席についてはオススメせずに、無料で見れるスポットをオススメしたいと思います!
葵祭オススメの無料閲覧場所は?
わたしの経験からですが、鴨川の沿道であればゆっくりと落ち着いて見ることが出来ます!
先程の地図で確認しますと、BB地点の「下賀茂神社」からB地点の「上賀茂神社」へ向かうルートの川沿い(約1キロ)になります(๑¯◡¯๑)
片側一車線の狭い道路なんですが、その歩道上や川沿いに設置されたベンチに座り、目の前で行列を見ることが出来るのです!!!
手を伸ばせば触れることが出来る距離で見ることが出来ますので、邪魔になるものは一切ありません!
前の人に注意して写真撮影するストレスもないですし、急に雨が降ってきても傘をさすことが可能です(笑)。
そして何より、良い場所で無料で見れるのが一番のオススメする理由ですね~♪
それでは、「鴨川沿い」へのアクセスを説明しておきますね。
★葵祭を鴨川沿いで見るには?
京都駅から、地下鉄烏丸線で「北大路駅」で下車します。
駅の前が北大路通りという道路ですので、その道を東へ歩くと、鴨川沿いに出ることが出来ます。対岸に京都府立植物園が見えますよ!
最後に
いかがでしたか?
今回は葵祭の無料閲覧場所について書いていきましたが、すこ~しチラ見程度で良いのなら巡行ルート沿いであれば・・・どこでも見れると思います。(混雑は避けられないですが・・・)
ですが、せっかく京都へ来られたのでしたら、ゆっくりと祭りを楽しんで頂ければと思い書きました。
鴨川沿いのスポットは本当にオススメですので、参考にしていただければ嬉しいです。
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