秋の京都観光でおすすめのイベントといえば・・・
やっぱり、時代祭ですよね!
葵祭・祇園祭と続く、京都三大祭の一つと言えば
知っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、他の祭りに比べると時代祭は
すこし、知名度が低いんですね・・・(苦笑)。
なかには、
「京都の時代祭っていつ?」
「時代祭と、葵祭って何が違うの?」
このように思う京都人もいるんですよ(笑)。
そこで、「それではいかん!」
・・・と考えた京都在住の管理人が、時代祭の魅力と見所から、現地人だからこそ知る特別な観覧席まで徹底的に紹介します!!!
もちろん巡行ルートの地図や2022年時代祭の日程&詳細も詳しく紹介します。
それでは、いざ!まいりましょうヽ(・∀・)ノ
時代祭はいつ?2022 日程と詳細情報
時代祭というと、綺麗な衣装をまとった
「時代行列」がメインになりますが
じつは、前日祭や後日祭などもあります。
まず、祭り全体の日程としましては
10月15日 参役宜状授与祭
10月21日 前日祭
10月22日 神幸祭、行在所祭、還幸祭
10月23日 後日祭
毎年このように祭事が執り行われます。
日程 10月22日 (土)
時間 12時 京都御所内「建礼門前」を出発
※雨天の場合、翌日に順延になります。
ちなみに平年の10月22日の主な祭事の流れとしましては・・・
- 午前7時に、平安神宮で神幸祭が行われる
- 神幸の御鳳輦が、平安神宮を9時に出発
- 平安神宮~京都御所へ
- 10時30分 京都御所にて、御苑建礼門前で行在所祭を執行
- 参集の時代行列と合流して、12時に建礼門前を出発
- 午後3時頃、平安神宮に還幸され還幸祭が行われる
このように、神事が行われます(๑¯◡¯๑)
この中の、5~6にかけてが、メインの時代行列になるんですね~。
さすがは京都三大祭の一つだけあって、海外からの観光客の方も多数観覧されています^^
それでは次に、時代祭とはどういったお祭りなのか?
その魅力と見所について、京都在住の管理人がアツく語りたいと思います(苦笑)。
※巡行ルート・観覧席・地図については後述しています(๑¯◡¯๑)
2022時代祭の見所は?歴史を感じる魅力とは?
まず、時代祭とはどんなお祭りかをわかりやすく説明します!
そもそも時代祭は、平安神宮が創建されたことを祝うために始められたお祭りなんです(๑¯◡¯๑)
・・・とそこで、平安神宮をあまり知らない他府県の方や海外の方に向けて(笑)、
平安神宮についてサラッと詳細を記載しておきますね!
京都 平安神宮とは?
所在地 京都市左京区岡崎西天王町97
創建 明治28年(1895年)3月15日
主祭神
- 第50代 桓武天皇
- 第121代 孝明天皇
平安神宮を簡単にわかりやすく説明しますと・・・
はるか昔、都が奈良にあった時代(平城京)に
第50代 桓武天皇が、「京都に都を移そう!」と提案されました。
そして、都が京都に移されたのです。
それが、約1000年以上続く、
「京都が都と呼ばれる時代」の
始まりだったんです!
平安京と呼ばれるものですね^^
その後、明治維新によって、
首都が京都から東京へ移されました。
その頃の京都は、首都でなくなったのと同時に
幕末の戦乱などで、荒れ果てた状態だったのですね。
そこで、「古き良き京都を取り戻そう!」
ということで、平安京ができてから1100年を記念して、
明治28年に平安神宮が創建されました!
簡単に、説明させて頂いたつもりですが
お分かりいただけたでしょうか?(苦笑)
では、続いて、その歴史を
他の京都三大祭と比較してみますと・・・
祇園祭 869年(貞観11年)
時代祭 明治28年~
なんと!
メチャクチャ歴史的には浅いですね(苦笑)
ですが、歴史の浅さをカバーするのが
この時代祭の凄いところなんです!!!
その秘密は、時代祭と言われる所以である
時代行列にあるんですよ(๑¯◡¯๑)
そんな時代行列についても、
簡単に説明しますね♪
京都時代まつりの時代行列とは?
時代行列は、葵祭のように
昔の時代の衣装(服装)をまとい
京都御所から平安神宮へと向かう行列なんです。
しかも!
細かい装飾品や、道具、もちろん衣装まで
すべて、昔の伝統工芸技術を再現して作られていて
そのクオリティーの高さから、「本物」といわれています!
それは、平安京が出来た時代(延暦時代)から
明治維新までの時代を再現するものでして
まるで、絵巻物をみている感じですよヽ(・∀・)ノ
そんな時代行列の順番は、
- 名誉奉行(京都府知事や市長など)
- 明治維新時代
- 江戸時代
- 安土桃山時代
- 室町時代
- 吉野時代
- 鎌倉時代
- 藤原時代
- 延暦寺代
このようになっていまして、
なかでも、管理人オススメの時代は
明治維新時代と、安土桃山時代です!!
明治維新時代には、
- 西郷隆盛
- 坂本龍馬
- 木戸孝允
- 吉田松陰
などなど、明治維新といえば思い浮かぶ
有名な人物が登場するのですよヽ(・∀・)ノ
男なら、一度は龍馬の生き方に
憧れたのではないでしょうか^^
そして、安土桃山時代といえば
ズバリ!
- 織田信長
- 豊臣秀吉
この2人は外せないですよね~♪
ですが、すこ~し残念なポイントも・・・
じつは、豊臣秀吉に関しては
「牛車」に乗っている設定となっていまして
その姿を見ることは、ないんですよヾ(;´▽`A“
なので、一番のオススメとなると
前半に登場する、明治維新時代の行列ですね!
さて、時代祭の魅力とオススメを
管理人の独断で語ったところで(笑)
続いては、いよいよ
観覧席と、巡行ルート
そして、オススメの観覧場所を紹介します!
時代祭2022の観覧席!オススメの観覧場所は?
まずは、巡行ルートを地図で見てみましょう!
地図上のA地点が、京都御所の出口になります。
そして、B地点が平安神宮になります。
12:00 京都御所出発<
12:15 A地点(京都御所門前)
13:20 京都市役所前
14:30 平安神宮到着
※総勢 約2000名の大行列となりますので
時間は多少前後します!!!
続いて、有料の観覧席を画像で用意しました!
大まかな画像になりますが、すみませんヾ(;´▽`A“
具体的に、示しますと
有料観覧席が、用意されているポイントは
全部で3つあります。
- A地点 京都御苑席 (建礼門前南側)
- 御池通席 (寺町通~烏丸通 南北両側)
- B地点 平安神宮道席 (冷泉通~大鳥居 東西両側)
ちなみに、有料観覧席は
1席 2,050円(全席指定・パンフレット付 )
となっております。。。
もしも、有料観覧席をご希望でしたら
こちらから、お問い合わせください。
・・・ですが、京都在住の管理人は生まれてこのかた有料席で観覧したことはありません!!
と言いますのも、お金を払って見る必要がないからです。
あ、ゆっくり落ち着いて見たい人は別ですよヾ(;´▽`A“
そういう人には有料席がオススメです。
でも、そうでない人(立ち見でもいい人)には
沿道からの観覧をオススメします!
なぜなら、いくら「京都三大祭の一つ」と言いましても
葵祭ほどの混雑はないからです。
(葵祭はかなり混雑します・・・)
そこで管理人おすすめの無料立ち見ポイントとしましては
- 京都市役所前の交差点
- 京阪三条駅付近から神宮道付近までの沿道
(三条大橋から東の三条通り) - 烏丸通り
以上となります(๑¯◡¯๑)
まず、京都市役所前の交差点は、
行列が巡行する直前まで通行止めにはなりませんので
比較的見やすいポイントとなります。
続いて三条大橋から東の三条通りですが、多少の混雑はあります。しかし、人の流れも多くスグに前列で見ることができます。
烏丸通りについても、同じです(๑¯◡¯๑)
かなりの穴場とは言いませんが、上記のポイントでしたら多少の混雑はありつつも比較的スムーズに時代行列を見ることができます。
管理人はいつもその辺りでブラブラしながら観覧してますからね(笑)。
ぜひ参考にして頂いて、秋の京都観光と京都三大祭のひとつである時代祭を楽しんで下さい!
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