「小学生のわが子がいじめに・・・」
「子供のいじめ対策、親はどうするの?」
わが子がいじめに遭っていると思うと、
親としては本当に心配で、夜も眠れません。
- 悔しい・・・
- 相手に腹が立つ・・・
- 辛く悲しい・・・
こんな思いはありませんか?
じつは、管理人の子供も
いじめに遭った時期がありまして
当時は親として、本当に辛かったです。
相手の家や学校に
怒鳴り込もうとした経験もあります。
(妻に止められましたが・・・。)
どうしたら子供のいじめを解決できるのか、
毎日悩みました。
そんな悶々とした日々を
子供と過ごすあいだに
少しずつですが、いじめを克服しました!
今では毎日、学校へ楽しく通っていまして
友達もたくさん家に遊びに来ます(๑¯◡¯๑)
お菓子代が気になるくらいです(苦笑)。
今でこそ、こうして話せますが
あの当時のことは忘れられません!!!
一番辛い思いをしているのは
学校でいじめに遭っている子供で
親ではないんですけどね。
そこで今回は、我が家の子供が
いじめを克服した経緯と共に
親として何が出来るのかを記します。
※いじめに遭っている全ての子供に
当てはまる内容ではありません!
あくまでも、「管理人親子の経験」からまとめた記事です。
良かったら読み進めてください。
子供のいじめで親が出来る事とは?
「今日は学校休みたい・・・。」
ある日の朝、熱もないのに
子供から告げられた場合に
あなたは、どのように接しますか?
「何を言ってるの!熱もないのに!ズル休みはダメよ!」
「どうしたの?具合悪い?だったら休もうか?」
・・・などなど、いろんな対応が考えられますが
答えはないんですね。
ただ・・・こんな些細な一言が
子供からのsosだったりします。
そんな子供の悩み・苦しみに
「気づくか?気づかないか?」
ということが何よりも大切なんですね。
あなたも十分にお分かりとは思いますが。
最も大切なことは
「日頃から子供の様子を気に掛ける」
という、親として基本的な事です。
その為には、子供目線の
- 日常会話
- スキンシップ
などが、とても大切と言えるんです!
少し偉そうに語ってしまいましたが(苦笑)
管理人は親として・・・ダメでした。
例えば、子供が「すり傷」を作って帰ってきても
「子供なんだから、すり傷くらいあるよ。」
・・・と、何の疑いもなく思っていました。
それだけではなく、
- 普段の学校での出来事
- 友達のこと
- 何をして遊んでいるか?
などなど、親として知っていても
おかしくない情報を
あまり知らなかったんです。
今考えると、これでは子供のいじめに
気付くハズがありませんよね?
言い訳になるかもですが、
当時は毎日の生活に追われ
子供の話に耳を貸さなかったんです。
本当に親失格ですよ。
だけど、子供がいじめに遭っていると聞き、
親として、何ができるか考えたんですね。
いろいろ考えたんですが、
今でも、その当時の行動が
「いじめの解決策」になったのかは、わかりません。
ただ、管理人親子の行動で
いじめ対策になっていたとしたら・・・
「ポイントは4つかな?」と思います。
それが正しかったのかは
今でもわかりません!!!
だけど・・・もしも、管理人親子の経験が、
「解決の糸口になれば・・・」と思いますので、
詳細を詳しく説明します。
小学生の子供がいじめられた時の4つの対策とは?
まずは、親としての行動から見直しました。
いじめに遭う子の中には、
「親には言いたくない!」
という子供が多いと聞きます。
なので、せめて家族には
何でも話せるようにしたかったのです。
とにかく子供の目線で話をして
寄り添うように話を聞くことから。
なかでも注意したのは
無理に学校へ通わせない事です。
「今日は行きたくない。」と言えば
休ませまて、家で勉強をしました。
(妻が頑張りました。)
「いじめに目を背けず戦ってほしい!」
・・・と、思う方もいるかもですが、
管理人は休ませました。
これをどう感じるかは、それぞれでしょう。
だけど、いじめられると分かっていて
強引に学校へ通わすのは・・・違うのでは?
と、思ったんですね。
また、いじめの話など
子供が嫌な思いをする話は
一切しませんでした。
とにかく、自分から話してくれるまで
嫌な話はこちらからせずに、
積極的に楽しい話題を心掛けたわけです。
それに、積極的に外へ連れ出し
遊ぶようにしました。
少しずつ、少しずつですが
自分から「外で遊びたい!」
と、言えるようにです。
それぞれの環境によって
差はあると思いますが、我が家の場合は
少しずつ、歩んでいきました。
学校や先生への相談は
いじめに気付いた時点で
スグに行いました。
最初は、いじめの事実を否定されている感じで、
本当に腹が立って、暴れてやろうかと思いましたがね(苦笑)
まぁ、学校側としても
デリケートな問題というのはわかりますが・・・。
ましてや相手は
「いじめる側・いじめられる側」
どちらも、まだ小学生の子供です。
具体的ないじめ対策というのは存在しません!
なので、わかりやすく言いますと・・・
- 命についてわからせる
- いじめた相手の気持ちを理解させる
(自分が同じ事になったらと考えさせる) - いじめは犯罪だと説明する
これらの事について、何度も時間をとってもらったんです。
こちらの記事でも詳しく書いています。参考記事⇒いじめは犯罪!どんな罪で何罪になるの?対策は?
今だから言えますが、
先生としては大変だったでしょうね(苦笑)
だけど、真剣に取り組んでくれたのは
後になってわかりました。
担任の先生は、何度もいじめについて語り、
毎回子供たちに
- どう思ったか?
- どうすれば「いじめ」がなくなるのか?
などについて、感想文を書かせたそうです。
すると、少しづつですが
子供たちにも変化があらわれ、
中には、涙する子もいたとか。
こうして、クラス単位から学校単位で
いじめについて考え、取り組んでもらいました。
本来であれば、どの子供にも
いじめに妨害されることなく、
平等に教育を受ける権利があります!
だけど、いじめの標的になっている子供は
その教育を受けることが出来ません!!!
本当に悔しい事です。
だけど、「無理に学校へ行かせない」
と、決めたからには
親が何とかしなきゃいけませんよね?
そこで考えたのが、習い事だったんです。
近くに公文があるのですが、
子供が嫌がるといけないので
隣の学区まで通いました。
勉強は、元々好きではないみたいですが(苦笑)
管理人のような親では限界があるので、
サラッと公文を選んだのです・・・。
また、体を動かすのと同時に
精神的に強くなって欲しかったので
「空手」を習いました!
管理人の子供は小柄で背も低く、
組み手はからっきしなんですが(苦笑)
精神面は強くなったと感じています。
ハッキリ言って、この「空手」により
子供の気持ちに変化が起こったと思います!
我が子が習っている空手は
「剛柔流」という
いわゆる寸止め空手なんですね。
(ほぼ、当たってますが。)
たまたま通った道場が良かったのか、
良い師範に恵まれ
礼儀作法から厳しくご指導頂いています。
最初は「無理かな・・・。」
なんて思ったのですが
懸命に頑張る子供を見て
希望を感じるようになりました。
と言うのも、今まで
あまり素直に自分の気持ちを
表現できていなかった子供が・・・
「嫌だ!やめて!」
と、言えるようになっていたのです!
これって凄い事でして、
その場でスグに、抵抗できるようになったのですよ^^
子供にも向き・不向きがありますけど、
空手といわず、体を動かす習い事を
管理人はオススメします!!!
もちろん、勉強も大切なので
学習塾でも何でも良いと思います。
- ピアノ
- スイミング
- そろばん
- 英会話
などなど、色々ありますが
何でも良いんですよ。
ようは、「子供が夢中になって取り組めること」
を、一緒に見つけるのが
子供の自信にも繋がると学びました。
いじめられていると、ついつい
家に引きこもりがちになってしまうので
積極的に外へ連れ出しました。
ただし、映画を見るとかじゃなくて
子供と汗だくになって遊べるように
- 海や川
- サッカー
- 野球(キャッチボール)
- アスレチック
など、屋外の遊びばかりです。
積極的に動き回ることで
体力もつきますし、子供の全力が見れるんですね。
もちろん、笑顔も多くなります。
遊びって、大人は凄く疲れるのですが、
子供は平気なんですね(苦笑)
・・・こんな当たり前のことも、
子供が生まれた時には
理想に思っていました。
それをすっかり忘れていた管理人は
親として本当にダメですね。
子供がいじめに遭って
はじめて思い出したのですから。
今では、精神的にも肉体的にも強くなり、
毎日楽しく学校へ通っている子供ですが、
本当に頑張ったと思います!!
子供のいじめ対策まとめ
いかがでしたか?
今回は、子供がいじめられた時に
「親として何が出来るのか?」というテーマで
管理人の経験から綴りました。
「子供のいじめ対策」って、
解決策やマニュアルがないんですね。
なので、親が出来る事って答えがありません!
でも、あえて言わせてもらうと、
いじめには親が子供と一緒に
立ち向かう姿勢が大切だと思います!
参考までに、文部科学省による
「いじめの定義」について引用しますと・・・
当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの
※文部科学省HPより引用
・・・となっています。
これって、いじめられた側から解釈すると、
「いじめられたかどうかは、その子供の判断による」
と、言ってるように思えるんです。
そもそも、この定義自体がおかしな内容でして、
逆の立場で考えると、
いじめる側の子供が、明からに悪意をもっていても、
「相手がいじめと思わなければ、いじめではない!」
と言ってるように思いませんか?
こんなバカな定義を掲げる
役所の偉いさんが
教育現場でいじめ対策なんて、出来るんでしょうか(笑)
こう判断した管理人が出した答えは・・・
「いじめに親も立ち向かう!」ってことです。
ただ、相手は小学生なので
大人が変化に気付いてあげるべきですし
守るべきです。
つまり、日頃から家庭内や学校で
命の大切さを教え、いじめは犯罪だと考えて
教育を行うことが重要だと言えませんか?
偉そうに書いてしまいましたが、
管理人は特別な事はしていませんけど、
全力で子供に寄り添うようにはしました。
もちろん、子供自身が強くなった結果、
いじめを克服できたワケです。
管理人は少しサポートしただけなんですがね。。。
今回の記事が、少しでも
何かのヒントになれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。
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