「子供の自転車を塗装しようかな?」
「自分でdiyすればまだまだ乗れる自転車だしなぁ~」
「あと1年、この自転車で我慢して欲しい・・・。」
自転車って子供の成長に合わせて
買い替える物ですが
スグには買えない事情もありますよね?
例えば、上の子の自転車が
まだまだ綺麗だったり、
タイミング的に無理だったり。
管理人は両方の理由だったんです。
娘が中学生になり
画像の可愛らしい自転車では
嫌になったみたいなんですヾ(;´▽`A“
っで、大人用のママチャリみたいな自転車を
購入したのですが、すると3人兄弟の末っ子が
「僕の自転車はいつ買ってくれるの?」
・・・と、言い出したんです(-_-;ウーン
それもそのはず、今まで
末っ子の男の子には上の子の
「お下がり」ばかりを与えていたんですね。
もちろん、自転車もです。
っで、「新しい自転車を買ってあげようかな?」
なんて考えていたら
「お姉ちゃんの古い自転車を違う色にしてくれたら乗るよ。」
・・・と、言ってくれたんです!
何だか申し訳ない気持ちでしたが、
じっさいのところ超嬉しかったので
真面目に自転車を塗装したのですね。
はじめは
「塗装くらい簡単にできるやろ」
って思っていたんですが・・・
じっさいは塗装以外のことが
凄く面倒で大変だったんですね(苦笑)
そこで今回は、管理人と同じ状況の方に向けて
- 塗装に必要な物
- 塗装するコツ
- 必ず注意するポイント
- 完成までの工程
などについて、画像を用いて
徹底的に詳しく紹介します!
じっさいに自転車をリメイクしたからこそ、
コツやポイントがわかるので
ぜひ最後まで参考にしてください♪
まずは事前に準備する物からですヽ(・∀・)ノ
自転車をdiy!塗装前に準備する物はコレ!
今回は、管理人にとっても初の挑戦なので
事前にその道のプロに
塗装に必要な物を教えてもらいました!
まぁ、その道のプロって言っても
中古車屋さんですけどね(苦笑)
でも、板金塗装も行っているので
間違いはないでしょう!
・・・と言うわけで、
自転車の塗装に必要な物を紹介します。
- サンドペーパー 800番
- スプレー缶
- 養生材
- プライマー
- 除光液
- 工具
大体これだけの物が必要なんです(๑¯◡¯๑)
それでは、その使い道(用途)について
説明しますね。
サンドペーパー 800番
サンドペーパーを使う理由は
ツルツルの表面に細かな傷を付けて
塗装の乗りを良くする為なんです!
今回は、中古自転車を塗装してdiyするので
元の塗装面をペーパーで擦るワケですね。
また、「800番」というのがミソでしてw
サンドペーパーは目の粗さによって
番号が違うのです。
800番と言うと、かなり目が細かい番手なので
管理人のような素人が
ガッツリ擦っても大丈夫でした!
まぁ、この作業も車屋さんのアドバイスですが、
実際に磨いてみても
あまり変化は感じなかったです(苦笑)
でも、一応プロの指示なんでw
車体(フレーム)など
擦りやすい場所で使用しました。
スプレー缶
こちらは、好みの色(カラー)を準備しましょう!
今回、管理人が選んだ色は
- ブラック(艶消し)
なんで、艶消しを選んだかと言うと
単純にカッコいいのと
ひと手間省けるからです(苦笑)
と言うのも、光沢のある色にする場合は
塗装が完了した後に、「クリアー」と呼ばれる
コーティング剤を塗る必要があるんです!
ただし、管理人のように
光沢を求めない場合は必要ありません。
なぜなら、誤って水性スプレーを選ぶと素人では塗装にムラが出来やすいからです。
それに、塗装の強度を考えても水性よりもラッカー系のほうが強いのですよ(๑¯◡¯๑)
養生材
関係のないところを塗装しない為に
マスキングするのに使います。
管理人は、会社に残っていた
建築現場用の養生材を使いましたが
無ければビニール袋でもO━d(・∀・。)━K!!
色が飛んで困るところに
養生出来れば良いワケですから
何でも良いですよ~♪
ただし!
ブレーキの線などに
ガムテープをグルグル巻くのはNG!
後で剥がすのが超大変ですからヾ(;´▽`A“
(実際に困りました・・・。)
そういう場所に巻くなら
マスキングテープが良いかもですよヽ(・∀・)ノ
プライマー
塗装する前に塗る下地処理剤です。
このプライマーを塗るだけで
塗装の強度がグンッと増します!!
と言うか、プライマー処理をしないと
ラッカー系のスプレーを塗って乾いても
爪で擦れば色が剥がれてしまうんですよヾ(;´▽`A“
自転車塗装のdiyで言うところの
肝の部分になりますね^^
せっかく、わざわざ自分で塗装して
自転車をリメイクするワケですから
ここは手を抜かずに頑張りましょう!
除光液
自転車のシール剥がしに使いますが、
上手く綺麗に剥がせるなら必要ありません。
と言うのも、管理人の場合は
綺麗に剥がすどころか
メチャクチャ汚くなってしまったのです。
「ソ~っと、綺麗に剥がすぜ~♪」
なんて簡単に思っていたんですが(苦笑)
途中でシールが剥がれたりして大変でした(-_-;ウーン
しかも!
あまりのシールの頑固さに腹が立ちまして
雑巾で擦ったりしたんですよ(苦笑)
・・・結果、シール部分が黒くなって
収集つかなくなったんですヾ(;´▽`A“
そこで使ったのが「除光液」なんですが、
その驚きの効果に
感動すら覚えましたよ♪
奥さんの提案だったのですが
それはもう綺麗に、何もなかったように
美しくシールを剝がせました。
なので、管理人のように
「ほんの少し不器用かも?」
なんて人は事前に用意しておくと良いですよ♪
自転車を自分で塗装した手順を公開!
今回は、真面目にdiyするつもりだったので(苦笑)
自転車のパーツを分解して
塗装することにしました。
なので、初めの作業としては
- 自転車の分解
・・・なんですが、注意するポイントがあります!
それは、最後に
元通りに組み立てることです。
じつは、自転車の組み立てって
意外にムツカシイものなんですよヾ(;´▽`A“
特に後輪の部分は複雑で
失敗するとブレーキが利かなくなったりします!
そうなっては、元も子もないので(苦笑)
事前に画像を取ることが
何よりも大切なポイントになりますo(-`д´- o)
間違いありませんからね!
まずは全体画像から
続いて複雑な部分をくまなく撮影しておきます。
自転車の前輪部分でして
カゴを外した状態です。
だけど、この画像だけでは不十分でして
最後に組み立てるときに困ってしまうでしょう・・・。
なので、もっと詳細に画像を撮影しておきます。
前輪部分の塗装前
この画像はネジを少しだけ緩めた状態ですが、
組み立てる順番はチェックできますね!
ここも前輪部分ではかなり重要なポイントです!!
画像で確認するとわかりますが
前輪のブレーキと車体に加えて
泥除け部分も全部まとめて締め付けてありますね。
締め付ける順番を間違えると
どうにもなりませんので注意が必要ですよ!
後輪部分の塗装前
自転車の後輪部分は特に複雑です!!
ブレーキのワイヤーなども絡んでいますので
事前に細かく撮影して
組み立て出来るようにしておきましょうヽ(・∀・)ノ
面倒かもですが、後で焦ることになるので(苦笑)
画像で残しておく事が一番のポイントです。
ここまでが事前準備ですのでお忘れなく!
では次の作業を紹介しますヽ(・∀・)ノ
塗装前に自転車を分解する!
※あくまでも素人である管理人が行った
分解の手順ですのでご容赦くださいm(__)m
カゴはプラスドライバーと
モンキーレンチを使って外しました。
ペダルはモンキーレンチで外せます。
モンキーレンチを使用して
前輪の軸部分のネジを外します。
すると、前輪とカゴを受けるバーが同時に外せます。
続いて前の泥除け部分を外しますが、
前ブレーキと同時に取り外す事になりますので、
部品を無くさないように注意してくださいね!
後輪を外す前に、チェーン部分を保護するカバーを
外しておきます。
少しムツカシイ作業なんですが
後ろブレーキを先に外しておくと
後輪を取り外すのに楽なんです。
※外す前に金具の位置などを覚えておきましょう!
(画像でわかるように!!)
クドイようですが、ブレーキ部分の画像は
必ず保存しておいてください。
後の泥除けを外しておくと
後輪を外す際に凄く楽です!
管理人は焦って
そのまま後輪を外そうとしましたが(苦笑)
自転車の構造上、無理でしたヾ(;´▽`A“
自転車によって違いはあるかもですが
よ~く観察してから取り外してくださいね♪
いよいよ後輪を外します(๑¯◡¯๑)
この時点で気づいたことなんですが
チェーンを完全に取り外す事は
出来ないんですね~(笑)
うっかりしてましたがヾ(;´▽`A“
チェーンを切るワケにはいかないので
塗装の邪魔にならないようにしましょう!
※ナットやワッシャーなど
細かい部品を無くさないように
しっかりと保管してください。
塗装前の下準備をする
車体(フレーム)と車輪を完全に取り外したら
いよいよ下地処理を行います。
手順としては
- さびやシールを取り除く
- サンドペーパーで全体を削る
- マスキング(養生)する
- プライマーを塗布する
以上になります。
準備編でも上述しましたが
シールは綺麗に剥がしておく必要があります。
塗装面に浮き出てしまうので
カッコ悪いですからね~(。・ω・。)
また、サビ取りに関しては
100均の「サビ取りクリーナー」
などを利用してください。
もしも、サビが取れない場合は
無理せず次の工程に進む方が良いでしょう。
理由は、あまり擦りすぎてしまうと
違う場所に傷がつき
その場所から新たにサビてしまうからです。
なので、そこそこ磨いて
サビが取れれば良しとしてください。
塗装する面を全てサンドペーパーで削ります。
削るというか、表面に細かな傷をつけるイメージですね。
ただ、じっさいに削って思ったのが、
「意味あんのかな・・・、」ですwww
ぶっちゃけ、元の塗装は
焼き付け塗装されているので
超強力でして、少々の事では剥がれません。
それを目が細やかな800番の
サンドペーパーを使ったところで
削れるとは思わないのですね(苦笑)
じっさいに、かなり大変な作業でしたヾ(;´▽`A“
まぁ、しかしながら
プロのアドバイスなので
それなりには頑張りましたけどね。
塗装をしない箇所にマスキングを行います。
例えば・・・
- ブレーキの線
- チェーン
- ハンドルのグリップ部分
- カゴを受ける金具
などなどです(๑¯◡¯๑)
もしも、車体に複数の色を塗装するなら
その都度マスキングをし直す必要があります。
まぁ、この時点でかなり面倒ではありますが(苦笑)
せっかくパーツ毎に自転車を分解したので
丁寧にマスキングしてください!
もう少し、あと少しですよヽ(・∀・)ノ
この作業の画像を忘れちゃいましたm(__)m
まず、管理人が使用したプライマーは
中古車屋の友人にもらった
プロ仕様の物でした。
っで、肝心の商品名すらも
忘れてしまいました(苦笑)
ごめんなさいm(__)m
ただ、覚えているのは
プライマーを均等に吹き付けて
少し時間を空けてから塗装を行いました!
と言うのも、プライマーって
分かりやすく言うと
接着剤みたいな物なんですね。
なので、吹き付けた直後よりも
少し間をあけてから色を吹く方が
密着性に優れているワケです♪
って、プロが言ってました(苦笑)
時間を空けるといっても
約15分程ですので、その間に
マスキングの最終チェックを行うと良いでしょう(๑¯◡¯๑)
自転車に好きな色を塗装する
下準備が終わるとメインである
自転車の塗装を残すのみです(笑)
「段取り八分仕事二分」とは
この事を言うんでしょうねw
ぶっちゃけ、この作業が一番楽でした!
ただ、この塗装の良し悪しが
見た目に大きく影響するので
慎重に丁寧に吹き付けましょう!
ポイントは20㎝ほど離して
均等に薄~く吹き付けることです。
一か所に集中すると
色がダマになるので要注意ですよo(-`д´- o)
っで、色にムラが出ないように
2,3度吹き付けて乾燥するまで
触らずにジッと待ちます(笑)
管理人は6月の末に塗装しましたが、
約30分~1時間程で完全に乾きました。
(その間コーヒー飲んでましたw)
っで、塗装が乾いたら
最後に各パーツを組み立てる作業に入ります。
ここまでくると
あと少しですねヽ(・∀・)ノ
・・・ただし!
この組み立てる作業が
本当に本当に大変でしたΣ(゚д゚;) ヌオォ!?
見た目には凄く簡単そうなんですが
塗装面を傷つけないようにするには
かなりの神経を使いましたね~ヾ(;´▽`A“
それに、後輪部分のブレーキは
調整が必要でして
一番苦労したポイントでもあります。
画像がなかったら
再度組み立てることは・・・
出来なかったでしょう(。・ω・。)
なので、クドイですけど
事前の撮影は必ず行ってくださいね!
最後に、自分で塗装した自転車がこちら!
息子も大喜びで乗り回してます(笑)
本当は新しい自転車を買ってあげたかったけど(苦笑)
一緒に塗装して満足してくれてるので
親としてはホッとしてます(´∀`●)
ちなみに、カゴだけはそのままの物を使用してます。
なぜなら、息子が
「買いに行くの面倒くさいし、これで良い!」
と、言ってくれたので(。・ω・。)
自転車塗装!まとめ
いかがでしたか?
今回は子供の自転車を
自分で塗装した全手順を紹介しました!
最後に、サクッと工程をまとめると・・・
自転車を塗装した全行程!
- 事前に写真をとる
※車輪の接続部分は必須! - 自転車を分解する
(出来るところまででOK!) - 塗装面の下地処理をする
- マスキングする
- プライマーを塗る←ココ重要!
- 好きな色を塗装する
- 元通りに組み立てる
以上になります(๑¯◡¯๑)
※サドルは使わなくなった
折り畳み自転車の物と交換しました。
工程だけみると面倒かもですが(苦笑)
子供と騒ぎながら作業すると
アッという間に終わりますよ♪
ちなみに、管理人親子の場合は
約4時間ほど掛かりましたヾ(;´▽`A“
早いか遅いかわかりませんけどw
子供はとっても嬉しそうでして
一生懸命に手伝っていましたよ^^
ぜひ、参考にして頂いて
親子で自転車をリメイクして
良い思い出を作ってください!
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